手を使わない?手を使う?

掲示板の過去ログをアップしているとき、 横浜21様という方が「手を使うべきだ」という意見を 書かれているのを拝見しましたので、そのことについて考えていることを書きます。(横浜21様は体育会系ということなので、普通のアマとはレベルがちがうと思います。 ここでは、普通のアマのレベルで考えます)

ダウンスウィングで「手をまったく使わない」というのはわたしの場合、自分のなかの正直な感覚です。多くのプロもそういうふうにいっていますので、まちがっていないと思います。

しかし、それは感覚にすぎず、感覚は人それぞれかもしれません。実際、手をまったく使わなければ、クラブは下に下りてこないはずであるというのもまた 物理的に考えたときの正しい論理的帰結です。ですから、実際にはほんの少し手で降ろしていると思います。

この矛盾をどう考えるかということです。ミクロで観察すると次のようになります。

  1. ダウンスウィングの最初の瞬間は手を使わない。
  2. ダウンスウィングの次の瞬間から手をタテに降ろす。
  3. 手が右腰まで来たら、再度、手を使わない。

…というのが正解だと思います。ですから、手を使うのは2)の部分です。それはほんの少しです。手を使わないのは1)と3)の部分です。星野プロが「手を使っている」といったと掲示板に書かれていましたが、それは2)の部分を意識されているのではないかと思われます。

ただし、私は近年、意見を修正し、極端に手を降ろさないスウィングに変えました。2)の部分でも、重力で落ちる程度ではないかと思います。

とはいえ、すべてのゴルファーが2)では無意識のうちに手で降ろしている可能性も否定できません。でないと、クラブは地面に届かないはずです。なので、「クラブを手で降ろせ」というアドバイスは現実にはほとんど意味をなさないでしょう。(クラブが地面に届かなくて困っているゴルファーにあまり出会ったことがない)

逆にアマの問題点は、手を使ってはいけない1)と3)の部分で気づかないうちに手を使っていることにあります。

この2カ所で手を使わないというのは、わたし自身が開眼したときの2つのポイントに一致します。 ゴルフスウィングの一連の動きのなかでとても重要なポイントです。 多くのアマはここに問題を抱えていると思います。

あと、横浜21様がいう硬直についてですが、1)の部分で手が硬直している人が多いのは事実です。この部分では、逆パワーの3要素をきっちりおこなうことが重要です。3要素とは、「回転」「抵抗」「脱力」です。「脱力」によって「硬直しない」というのがスジです。想像で申し訳ないですが、関節によってしなやかさを出すのは筋が違うのではないかと思うのです…。テレビを見ていて、この部分がやわらかくていいなと思うのは、松山プロですね。さすが、スケールでかい感じです。ああいうやわらかさをめざしてがんばってください。

関連リンク

ゴルフなんでも掲示板 過去ログ2004年No.46

【増補版】これが、ゴルフスウィングの極意だ。

【完成版】「回転」「抵抗」「脱力」 3つの動作を同時に行う。

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