続・ヨコ振りはダメよ。

(ご注意)最近、手をタテに降ろすというメソッドは撤回しました。申し訳ありません。手をタテに降ろすのがいけないとは思いませんが、あまり推奨していません。

以前、「ヨコ振り」とは何かというテーマでTIPSコーナーに書いたことがあります。そのときはいまいちヨコ振りとい言葉の意味がわからなかったのですが、新たに解釈しましたので、そのことについて書きます。

まず、クイズです。下の3つの図は、上体に対する腕の軌跡を描いたものです。正しいのはどれでしょう。


これは、チョイスの連載を読まれた方には簡単でしょう。1が正解です。これをわたしはコップ型とよびました。水平に動く部分が、「抜け」を示しています。

ただし、この動きを実践するのはとてもむずかしく、アマチュアには現実的なモデルではありません。では、残り2つでどちらが正しいのでしょうか。

正解は2です。2なら、まずは合格ラインです。3は最悪です。当メソッドのいい方では、これが手打ちです。 で、同時にこれがいわゆるヨコ振りではないかと思うのです。

3の問題点を考える前に、2について検討しましょう。見ていただければ、お気づきのように、 2は手がインパクトの位置に届いていません。これではボールを打てません。ですが、ここにポイントがあります。手は上体に対してはCの位置(アバウト)でいいのですが、そのとき腰が45度回転するのです。その結果、手はインパクトの位置に行くことになります。

腰が回転するので、 この図の描き方は正しいとはいいにくいのですが、でも、上体に対してはこれが正解です。1の場合も、じつは腰が45度回転するので、A地点はかなりB地点に近づきます。 ですから、「抜け」で手が平行移動する距離は、実際には少しでいいのです。

ただ、手はAの位置、またはCの位置に置いて(アバウト)、腰を回転させて打つ、ということがいいたいわけです。腰で打つというのは、こういうことだといえます。

他方、3の場合は手がDの状態で腰が45度回ると、手はインパクトよりずっと先へ行ってしまします。つまり、これでボールを打つということは、腰を止めて、手だけを移動させて打っているというわけです。

実際には、完ぺきに腰を止めて打つ人はいません。しかし、図式的に示すことで、手がダイレクトにインパクトの位置へ向かうのはよくないということをわかっていただきたいのです。この3が、いわゆる世間でいうヨコ振りではないでしょうか。(2に比べると軌跡が斜めで、どちらかといえばヨコ)

だとすれば、タテ振りのタテとはプレーンの傾きを示すものではありません。 腕の軌跡を示すものです。ですから、タテ振りでフラットという論理矛盾したようなスイングもありえるし、(腕はタテ振りで、プレーンはフラット)ヨコ振りでアップライトというスイングも(これが意外と多い)ありえるわけです。

とはいえ、「ヨコ振りをやめて、タテ振りにしろ」というだけでは、あまりアドバイスにならないと思います。いままでの説明でおわかりいただけたと思いますが、タテに動く腕と水平に回転する腰の動きを複合させたのが、ゴルフスイングです。

ダウンスイングの前半部分では 腕はタテに降ろすのであり、この動きをマスターすることはとても重要です。しかし、3の人もいちおうこの2つの動きをなんとか複合はさせているはずです。何が悪いのかという原因は、腕の軌跡というよりむしろ、腕を降ろすタイミングが早いということにあります。

これが、わたしのいう手打ちです。

こういう問題について詳細に検討した理論は、当メソッド以外にないと思います。逆パワー・メソッドで、今年こそアスレチックスイングに到達しようではありませんか。

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