テイクバックで、あなたの背中を広くする方法。

逆パワードリル[4]
左腕が水平になったところからスタートする素振り。

今回は、TIPSコーナー[2]の内容 「最後のひとひねりの動作」を練習するドリルです

テイクバックで左腕が水平になる形をあらかじめつくっておいて、そこから体だけをねじってテイクバックします。このとき注意すべきことは、 腕をインサイドに引いては絶対にいけないということです。

なぜ、腕を引いてはいけないのかというと、 腕に少しでも力をいれて、腕のリードでテイクバックする動きをしているかぎり、次で述べる正しいスウィング動作の最重要ポイントが 永遠にマスターできないからです。腕は右肩のちょうど前にくっついているような感じで、体との位置関係は変えることなく、 体だけをねじってトップオブスウィングの形をつくりましょう。

トップの形になったら、あせらず正確に切り返して、素振りでダウンスウィングします

そのときの注意点は、こうです。

  1. 右腰はこれ以上回らないように、ストップさせておきます。これは腰の正方向(飛球方向)への動きであり、最低限の条件です。
  2. そして、左広背筋から左肩、左腕、左手首までつづく一連の左サイドのラインをラクにして伸ばします。腕主導でテイクバックすると、これがうまくできません。
  3. すると、どこに力を入れればいいのかといえば、腰の上の背骨の両側の筋肉です。この筋肉を使って逆方向に力を入れます。結局、スウィングのなかでもっとも大切なのはこの筋肉なのです。

・・・これら3つの動きを同時におこないます。これは、「ビッグマッスルメソッド」で再三いっているゴルフスウィングで もっとも大切なポイントである、切り返しの3つの動作とよく似ています。

ところで、この3つの動作を「3WAYマッスル理論」と名づけることにしました。(突然の思いつきですが・・・)。この切り返し動作の準備運動を、今回のドリルで練習しているわけですから、 そのことを十分意識して練習してください。

なお、テイクバックの最後のひとひねりは全力ではなく、70~80%程度の力でおこないます。テイクバックですべてのチカラを使いきってしまうと、切り返しでもうエネルギーが残っていません。そうすると、切り返した瞬間、すべてのチカラをムダに放出することになってしまいます。 ほんとうに逆方向のチカラが必要なのは切り返しのときであり、テイクバックはその準備にすぎません。切り返した瞬間に120%になるような感じで配分してください。

なお、この70~80%とか、いっているのは、インナーマッスル=大腰筋で、背中の下部の内部の筋肉のことです。力を入れるのはここだけです。あとはラクにしておきます。この部分に力を入れるというのが、じつは3方向の動作のなかでも、もっともむずかしい部分です。

これができないと、左サイドに力が入ってしまい、2番目の脱力もうまくできなくなります。あるいは、腕や胴体、背中に妙な力が入ったりします。 反対に、これがうまくできると体の左サイドの力を抜くことができて、背中が広がるような感じになるはずです。洋服の採寸をするとき、 背中側にメジャーを当てて肩幅を計るカタチがありますが、そのカタチで計ったときの肩幅が広がるという感じです

インナーマッスル(腸腰筋、あるいは大腰筋)を鍛えれば、ほかもうまくいって、ゴルフスウィングははっきりと上達します。まだまだ残暑がつづきますが、汗をふきふき、がんばってください。

関連リンク

最後のひとひねりは、背中を広げるのがコツ。

「回転」「抵抗」「脱力」 3つの動作を同時に行うこと。

【増補版】逆パワーは腸腰筋だった。

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