体とシャフトは135度、これが動的スクエア。

スウィングの動きのなかで、体とシャフトの関係はとうなっているかというと、135度です。アドレス時は90度ですが、そのままではありません。アドレスの状態よりも、 45度、シャフトが遅れた状態、それがスクエアといえます。

ビッグマッスル・ドリル[12]
腰とシャフトの角度を135度に保つアプローチ。

前々回は、腕が8時の位置からのスウィングを練習しました。今回はそのつづきで、さらにスウィングのサイズを小さくします。

シャフトが水平の位置からのアプローチです。これは以前にご紹介したビッグマッスル・ドリル[2]「手をくっつけたアプローチ」(注:未掲載)と内容的にはほぼ同じです。ですが、 ちょっと別の角度から説明したいと思います。

手はまったく使わずに、右腰をただ回転させます。そのとき、右腰にクラブが固定されているようなイメージをもってください。 右腰とクラブは一体です。このことを、体とクラブの角度で説明しましょう。

テイクバックでは、腰がマイナス45度、シャフトが飛球線に平行という状態にします。ということは、体とシャフトは135度の角度がついていることになります。つまり、アドレスでは体とシャフトは90度の角度がついているのと比べると、クラブは45度遅れた状態なのです。

よく、アドレスはインパクトの再現だといいますが、それはちがいます。正確にいえば、クラブが45度遅れた形がインパクトの形であり、体とシャフトは135度の角度がついているのを「動的スクエア」とよびたいと思います。

(角度の数字はモデル化したものです)

これはどういうことかというと、テイクバックするとき、その初期の段階では体とクラブは一体で動きますが、シャフトが斜め45度をさすあたりで腰がいちおう回りきり、先にストップします。その後クラブだけが45度テイクバックされて飛球線に平行になるわけです。ここで体とクラブに45度のズレができます。 (これはインパクト直後の動きの完全な対称形です)

この45度のズレをそのまま維持して
-----つまり、腰のラインとシャフトは135度の角度を保ったまま-----
体を回転させてアプローチするのが、このドリルです。

右腰と手はボルトで完全に固定されているイメージです。すると、腰と手は完全にシンクロして回転します。手が腰を追い抜いてはいけません。

まずは、ゆっくりと135度という角度を確認しながら腰を回転させてください。振るというより、ゆっくり回します。完全に手が固定されていたら、当然ですが、地面よりやや上でスウィングすることになります。素振りはそれでいいです。

すると、腰が飛球線を過ぎて45度回ったところで、シャフトはスクエアになります。そうですね、その感じです。よくいわれるように、右手首についた角度は変えずに振ります。手首をこねたり、回転させたりしてはいけません。 もちろん、手首やグリップをゆるゆるにするのも御法度です。

タイミング(手と腰の関係)がわかったら、つぎは、手首を上下にやや動かします。しかし、左右には絶対に動いてはいけません。 これで、地面にヘッドが届くようになりますね。

うまくいったでしょうか?インパクト後に右ヒジが伸びて、左ヒジがたたまれることによって、クラブは体を追い越し、元の90度の角度に戻ります。

前回、前々回のドリルと一緒にやってください。切り返しからインパクトまでスムーズにできて、本格的なアスレチックスウィングのコツがわかるといいのですが・・・。

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