わかるときは、全部わかる。

ドライバーがいいときは、アイアンがいまひとつ。
アイアンがいいときは、ドライバーがダメになる。
あっちを治すとこっちが悪くなる、というのは
ゴルフスウィングにはつきものです。
それがまた愉しみのひとつですが…

そうやって1歩ずつステップアップすればいいというのが普通の考え方ですが、
わたしはゴルフには、漸進的な進歩はありえないと考えています。
小さな進歩を積み重ねることで、
少しずつ上達するのは事実ですが、
それをいくらやっても、
アマチュアはマトリックスの世界から脱出できません。

通常、スウィングの練習はパーツから成り立ちます。
グリップを練習し、テイクバックを練習し、
切り返しを練習し、ダウンスウィングを練習し…
これらを積み重ねて、統合し、全体化します。

練習法というのはたぶんこれしかないし、
もちろん、わたしはこのパーツ主義を
否定するわけではありません。

ですが、アマチュアのスウィングというのが、
マトリックスのように、
プロとは別の仮想現実の世界にいるとしたらどうでしょう。

パーツ主義で練習したアマは、
その世界の中で少しずつ上達しますが、
真の現実世界(プロのアスレチックスウィング)に
到達することは永遠にできません。

で、マトリックスにいる限り、
あちらを治せば、こちらがダメということを
輪廻のように延々と繰り返さなければなりません。
(それもまた愉しいのですが…)

つまり、漸進的な進歩をいくら積み重ねても、
現実と現実の間を飛び越えることは
できないのです。

じゃあ、どうすればいいのか?

わかるときは、パッと全部わかるのです。

逆パワー・メソッドがめざすのは、
現実を飛び越える「マトリックスの電話」です。


※漸進(ぜんしん)=だんだんと進むこと。
※マトリックスの電話=映画のなかで、仮想現実から現実へ戻るための小道具として設定されている。

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