逆パワードリル(1)ミクロ詳細バージョン

前回の説明だけでは、伝わらないのではないかと思います。そこで、もっと詳細バージョンで書きます。鏡を見ながらやってください。

  1. 5~8割のテイクバックを軽くとり、1本足打法の要領で左足を上げます。そこから、左足を踏み込み、すぐに左足を上げて戻します。
    これは、簡単にできると思います。バランスをとって、何度かやってください。
  2. 前記の動作に加えて、テイクバックしたとき、左肩がアゴにくっつくようにします。つまり、上体を思いきりねじるということです。で、その体勢を加味して前記1をやります。
  3. 左足を踏み込んだとき、左肩がアゴから離れていませんか? 鏡を見て、確認してください。ほとんどの人は、左肩がアゴから離れていると思います。それを修正。左足を踏み込んだときにも、左肩はアゴにくっつけたままにして、前記1~2をやります。
  4. 左肩はアゴにくっつけたままにすると、ほとんどの場合、左足の踏み込みが浅くなります。そこで、もっとしっかり踏み込みます。しかし、しっかり踏み込むと左肩がアゴからはずれるというジレンマがあります。そこを両立するのがインナーマッスル(大腰筋)です。 体幹に思いきり力を入れます。
    仮に、踏み込んだとき、あなたの左足対右足の体重が、2:8になっているとします。じわっと、左足をもっと踏み込みます。左足対右足の体重が、5:5になるようがんばります。これで、前記1~3をやります。アゴが離れていないか、チェック。
    さらに、左足の踏み込みをじわっと強めます。8:2までがんばります。アゴが離れていないかチェック。
    さらに左足の踏み込みを強めて、右足をほんの一瞬、地面から浮かせます。このとき、10:0になります。これったら、左足を戻します(足を上げて1本足に)。10:0は苦しいですが、これが極端化した拮抗です。この感じを覚えます。
  5. さらに、前記1~4をやりながら、左脇腹から左肩、左腕、左手首まで、脱力できているか、チェックします。多くの場合、力が入っていると思います。左サイドを意識して脱力してください。トップの状態で、左手をぶらぶらさせてみてください。
  6. この状態でOKです。鏡を見てください。タイガー・ウッズの切り返し直後のような形になっていれば、いいです。体幹に力感があり、上体はラクにした状態です。前回にも書きましたが、30センチほどしゃがんでください。また、平行移動してください。
  7. この完成形で5~6秒、拮抗した状態で静止します。大腰筋で全力をふり絞って、上下を拮抗させます。形としては、(結果的に)腰が開き、肩が開かないという状態になります。
    自分自身を観察し、どこに力が入って、どこの力を抜くのか、よく認識し、記憶します。すぐにできるようになるまで、毎日やります。
切り返し拮抗ドリル

よくある間違い

  1. 形をつくる間違い
    左足を踏み込む、あるいは腰を先行させるという形を優先し、全身の力を抜いたまま、ひょいと腰だけを左に移動させるやり方。これは間違い。
    重要なことは、形ではありません。形をつくってはいけません。力です。左足の裏で地面をゆっくり踏みしめます。力を抜いたまま、ひょいと形をつくるのは無意味です。
  2. 上体の力が抜けない間違い
    ねじりをキープするのは、大腰筋の仕事です。上体は脱力します。上体の力を使って、ねじりをキープするのは間違いです。上体(左サイド)の脱力はむずかしいのですが、これがちゃんとできないとダメです。よく確認してください。

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